原作だけにしかない物語

イッパイアッテナのエベレスト登頂?子どもっぽいにイッパイアッテナにルドルフがあきれた!

2016/07/25

抜群の知識と教養と落ち着きのあるイッパイアッテナ。いつも冷静に物事を見つめ、的確な判断をします。ルドルフはイッパイアッテナに文字やいろんなことを教わり、たくましく賢く成長します。

そんなイッパイアッテナですが、実はとても子供っぽい一面を持っていたのです。お茶目なのかもしれません。少年の心を持った男性って感じです。でも、決してイッパイアッテナは子どものままの男性ではありません!

イッパイアッテナの”登山の訓練”と称した『登山ごっこ』!!

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このイッパイアッテナのエピソードは映画では紹介されません。原作で半ば挿話のように書かれています。イッパイアッテナがデビルのだまし討ちを受けてからしばらくたった冬の日の出来事です。

原作によると・・

雪がじゃんじゃんふるなかを、松の木づたいに、わざわざ神社の屋根にのぼって、屋根のいちばん低いところからてっぺんにはいあがりながら、
「くそ、ここまできてふぶきにあうとは!」
なんて、わけのわからないことを口ばしっていた。いったいなにをしているのかと、寒いのをがまんして、ぼくは下で見ていた。するとイッパイアッテナは、てっぺんまでとどきそうになると、わざとまた手をはなして、ズルズルすべり落ちながら、
「ざ、ざんねんだ。頂上まで、あとちょっとなのに。」
と、くやしがったりしている。

どうした?イッパイアッテナ!

「い、いかん。遭難する。」
イッパイアッテナは屋根の上でぐったりしている。
「おおい、イッパイアッテナ。どうかしたのかあー。」
ちょっと心配になって、ぼくは下から声をかけた。するとイッパイアッテナは、むっくり起きあがって、
「うるせえなあ。ひとがせっかく気分だして、冬山登山をしてるってのに。」
と、大声でどなりかえしてきた。

イッパイアッテナが目指した山はどこなんだ?富士山それとも・・

迫真の演技で冬山登山をするイッパイアッテナ。ついにはルドルフも登山ごっこ! に巻き込まれてしまいます。

「ばか。おれたちは、世界初の、ねこの登山隊なんだぞ。登山隊なんだから、おれのことは隊長ってよべ。」
「わかったよ・・それじゃ・・隊長!だいじょうぶです。ルドルフはがんばります。」
「そうそう、その調子。ルドルフ!なだれに気をつけろ!」
「はい、隊長、気をつけてます。」
そんなふうにして、本気でのぼれば二秒もかからない屋根を10分もかけてはいあがり、あげくのはては屋根のてっぺんで、
「やったー!世界初の、ねこの登山隊、エベレスト登頂成功!」
と、さけばされ、バンザイまでさせられたのだ。

さすが博識のイッパイアッテナ。当然にエベレストも知っていたのですね。ねこが8848mを制覇したら大変なことになるのですが。

はた目から見ると、無邪気でお茶目な2人のねこ!!

何でイッパイアッテナは登山ごっこ・・冬山登山をしていたのか?

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イッパイアッテナは、なんで冬山登山をしていたのでしょうか?イッパイアッテナの考えとしては、冬はどうしても運動不足になるからだそうです。つまり、からだをきたえるためにやっていたのです。

でも、天然で楽しみながらやっていたように思います。一人芝居が癖になっているのかもしれません!!

そういえば・・と思い当たる方はいませんか?

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