デビルは本当の悪役じゃなかった

デビルはなぜルドルフとブッチーを助けたのか?デビルの気持ちは?

2016/08/02

映画ノベライズ版にはない原作だけのお話です。デビルのだまし討ちのあと、なんとルドルフとブッチーはデビルに助けられます。

ルドルフとブッチーは、イッパイアッテナのかたき討ちをします。つまり、ルドルフとブッチーがデビルをやっつけるんです。ということは、普通に考えるとデビルはルドルフとブッチーを恨みに思っているはずです。

でも、デビルはルドルフとブッチーを助けた!! ルドルフにはイマイチそれがなぜかがわかりません。

デビルは『いろいろ考えるところがあったんだろ』!!

なぜデビルは、ぼく(ルドルフ)とブッチーを助けたんだろう? ルドルフはイッパイアッテナに聞いてみます。

「そりゃ、デビルだって、いろいろ考えるところがあったんだろ。」
「いろいろって?」
「いろいろっていうのは、いろいろだよ。」

こんな答え方したことありませんか?答えになっていない答えですね。

「答えになってなくたって、そうとしか答えようがねえもんは、しようがねえじゃねえか。デビルの気持ちはデビルじゃなくちゃ、わからない。」

イッパイアッテナの答えにも一理あります。それ以上、イッパイアッテナが答えてくれないのを知っているルドルフは、ブッチーに同じことを聞いてみます。

「あいつの性格からして、ぼくたちをうらんでいるにきまってるんだ。それなのに、どうしてぼくたちを助けたんだろう。」「さあなあ。デビルもいろいろ考えるところがあったんだろ。」
ぼくは、ブッチーの返事がイッパイアッテナのと同じなのにおどろいた。

埒があかないので、ルドルフはデビルに直接聞きに行きました!

イッパイアッテナもブッチーも、デビルにはいろいろ考えるところがある、ってことしか言いません。業を煮やしたルドルフはデビルと直談判・・いいえ、直接に理由を聞きに行きました。

⇒『デビルのいろいろ考えるところ』の詳細はこちらもどうぞ

「なんだ。こんどは黒ねこか。」
と、つぶやくと、あごをまたもとの場所にもどした。こんどはってことは、まえにもだれかきたんだろうか。

そうなんです。実はルドルフがいちばん最後にデビルのところにきたんです。なんと、イッパイアッテナは前夜に、ブッチーはついさっき来ていたんです。

「あいつ、ブッチーっていうんだっけな。そう、そのブッチーがさっききた。ほんとに、ねこっていうのはしつこいんだからな。きのうは夜おそくに、おまえの兄貴分がきたし。」

さすが、イッパイアッテナですね。仁義を重んじるボス猫ですから。

ルドルフがデビルに会いに行ったことがきっかけで、みんなが仲良しになった!

出典:ルドルフとイッパイアッテナ公式サイト

出典:ルドルフとイッパイアッテナ公式サイト

 

イッパイアッテナは仁義をとおすためにデビルに礼を言いに行き、ブッチーは純粋に助けてもらった恩義からお礼を言いに行きました。ルドルフはその天真爛漫さから、デビルの心を開いたと思われます。デビルと語り合いますから。

ルドルフとデビルの語り合いはこちらに詳しいです。

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